依存症と刑事責任
薬物依存症者は完全な自動機械ではないが、脳の変容・認知リソースの枯渇により選択能力は著しく制約されている。「原因において自由な行為」の法理で全責任を問うことは理論的に無理がある。厳罰化は抑止効果がなく、依存症を悪化させるだけである。解決策は刑事罰ではなく、公衆衛生の問題として社会全体で治療・回復支援を行うことにある。
園田寿
2026.03.02
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