ビールのはなし―液体のパン―
シュメールの女神への捧げ物として始まり、中世のエールハウスで人びとの喉を潤し、近代の過酷な労働を慰める「液体のパン」となったビールは、国家の戦費を賄う財源として重宝される一方で、道徳十字軍による禁酒法の標的ともなった。そして現代、ビールは洗練された資本主義的商品として、世界中の消費者の脳の報酬系とアイデンティティに深く侵入している。
園田寿
2026.06.29
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