アヘン戦争とその後―薬物懲罰主義の源流―

アヘン戦争に始まる国際薬物統制の歴史は、帝国主義、道徳主義、科学、人権、そして国家主権が複雑に絡み合った物語である。国際連合体制の確立により、この「禁止主義」のドグマは全地球的な規範として制度化され現在に至っている。
園田寿 2026.01.03
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Destroying Chinese war junks, by E. Duncan (1843)

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  目 次

  • 序 章 パラダイムシフトの起点としてのアヘン戦争

  • 第1章 帝国の戦略物資としてのアヘン

  • 第2章 20世紀初頭の多国間主義の萌芽

  • 第3章 1912年ハーグ国際阿片条約―法的拘束力の獲得―

  • 第4章 国際連盟下の管理体系の確立と崩壊(1920-1945年)

  • 第5章 国際連合体制と禁止主義の絶対化(1945-1961年)

  • 第6章 統制の強化と多角化(1971-1988年)

  • 終 章 アヘン戦争から国連体制への歴史的連続性

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